赤ちゃんの部屋の安全対策

【月齢別】赤ちゃんの部屋の安全対策まとめ

2016年11月27日

赤ちゃんの死因と事故について

突然ですが、皆さんは赤ちゃん、乳幼児の事故の割合はご存知ですか?

下のグラフは0歳児の死亡事故と原因の割合を集めてみました。

 

死因の順位

死因の順位

 

不慮の事故の内訳

0歳児の死因グラフ

 

いかがでしょうか?

これらの「不慮の事故」は主に家庭内で起こっており、部屋の中での事故が死亡につながっていることに驚かされます。私達大人にとっては住み心地の良い空間であっても、赤ちゃんにとっては危険な場所が多いのです。

日々成長していく赤ちゃんは月齢によって出来ることや興味がどんどん広がっていきます。
この記事では赤ちゃんの成長にあわせた部屋の安全対策とポイントをご紹介したいと思います。

よく怪我をするポイントや安心して過ごせる空間作りを我が家で実際に効果があった対策やグッズも交えて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

0〜3ヶ月

赤ちゃんの特徴:仰向けであまり動かない、手足をバタバタさせる

よく起こる事故:窒息、落下物による事故

この時期の赤ちゃんは自分から動くことができないため周囲の不注意によるヒヤリ体験が多いです。

特に新生児期は就寝時に注意が必要です。

一番の鉄則は周りに不要なものは置かない

実は重い物だけでなく、布やヒモなども要注意なんです。

布やヒモは軽くて落ちても大丈夫だろうと思うかもしれませんが、新生児の頃はまだ自分で払いのけることも出来ないためヒモが首に巻きついたり、布が呼吸の妨げになる場合があります。

出産祝い等で頂いたぬいぐるみや布おもちゃでベットを可愛くしたいところですが、ベビーベットの周りはできるだけシンプルにスッキリさせておきましょう。

赤ちゃんのベビーベッドより上に飾りや落下する物を置かない方が良いです。また、ベットメリーを使う場合はしっかりと固定し、もし外れた時でも赤ちゃんに直接当たらないような場所を選んで取り付けることをおすすめします。

赤ちゃんと川の字で寝るご家庭は要注意

赤ちゃんと一緒に川の字で寝ているご家庭は注意が必要です。

大人用の布団にかぶさって呼吸が上手くできなかったり、大人の寝返りで赤ちゃんが圧迫してしまう事故が起こりやすくなります。

赤ちゃんと一緒に寝る場合は親の布団と赤ちゃんの布団の間にクッションを置くことで親の寝返りによる圧迫を防ぐことができます。また下記の商品のような添い寝用のベビーベッドを使うことで安心して夜を過ごすことが出来る&持ち運びもできてお昼寝の時にも重宝しますよ。


詳しくはこちらから

 

 

ソファーで一人で寝かさない

ベットやソファーからの転落事故は多くのママが経験します。

新生児の頃はまだ動かないからお昼寝はソファーで寝かしておいても大丈夫だろうと思うかもしれませんが、知らず知らずのうちに手足を動かしたり、寝返りが出来るようになります。

気づいたときにはドスンと音をたてて落下してしまう……考えるだけでも怖いですよね。

お昼寝用布団をひくか、ベビーベットやハイローチェア等、落下の怖れがない場所で寝かせてあげましょう。

ベビーベットでは必ず柵を上げる習慣を心がけましょう。少しの時間だから大丈夫と思って目を離した空きに事故はおきます。


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46ヶ月

赤ちゃんの特徴:首が座ってくる、寝返りをする、お座りができ始める

よく起こる事故:落下、やけど、転倒

この頃になると赤ちゃんの首が座り、お座りやハイハイが出来るようになってきます。

ですがまだ上手く体を動かせなかったり、バランスが取れないためコテン!っと転んでしまうことが多いです。

一生懸命成長する赤ちゃんにとって転んでも安全な空間作りを心がけましょう。

 

おすわり&ハイハイにむけて(コルクマット)

寝返りが出来始めると次はずりばいができるようになってきます。赤ちゃんは自分で動けるようになると少し目を離した空きに用意していたお布団や絨毯から脱走し、フローリングなどで頭などを打つことがあります。

日中はリビングで生活することが大半だと思いますが、フローリングは冷たくて硬いためマットを敷くことで頭を打つなどの衝撃を吸収してくれて安心しておすわりやハイハイの練習が出来ます。またマット類は保温性もあるため敷いておくだけで暖かく、床の冷たさから赤ちゃんを守ってくれます。

赤ちゃん用のマットはたくさん販売されていますが、我が家ではリビング全体を育児スペースにしているためジョイント式のコルクマットを全面に敷いています。

 

コルクマット

コルクマットを全面敷きにすることで以下のメリットがあります。

我が家ではコルクマットの「わんぱく」を使用してます。

部屋への全面敷きはなかなか大変でしたが、これは大判サイズなので床に敷く枚数が普通のマットより少なくて済むのが良かったです。

部屋の角には、コーナーパーツもついているため縁の見た目もスッキリします。

また、カッターナイフで簡単に切れるため部屋の大きさ、形に合わせて自由に調整できるのも魅力。

販売している枚数が24枚、48枚、68枚、96枚、128枚と部屋の大きさに合わせて必要な枚数を決めることが出来るので必要な枚数に応じて購入できるのがありがたいです。

余ったマットを細長くカッターで切ることでコーナークッションとすることも出来るので節約にもなりますよ。

 

 

 

ぶつける(コーナークッション)

おすわりが出来るようになってくると、床で頭をぶつけるだけでなく、部屋の角やテーブル・イスの足に頭をぶつけることもしばしば、赤ちゃんは部屋の真ん中でキレイに転んではくれません。

角の出ている柱や頭をぶつけそうな箇所、ぶつけたら痛そうな箇所を探してコーナークッションを設置するようにしましょう。コーナクッションも色々なタイプが販売されていますがおすすめはベビーコーナーガード。

波型タイプの2mのスポンジクッションで裏に付属の両面テープを貼って使います。自由自在に加工でき、カラーバリエーションも豊富なので部屋のインテリアに合わせて選べるのもいいです。

部屋の角、机の角、ソファーの足などぶつけそうなところに貼っていきましょう。

コーナーガード

机の角には斜めに切り込みを入れることでキレイに貼ることが出来ます。

ハサミでも簡単にスポンジを切ることが出来るので縦に切って使うことで更に節約できます。

我が家では付属の両面テープでは足りず、100円均一のキレイにはがせて強力な両面テープを買い足して設置しました。

 

79ヶ月

赤ちゃんの特徴:お座りができる、一人遊びがができる、ハイハイができる

よく起こる事故:誤飲、衝突、転倒転落

既にズリバイをし始めた頃から比べると格段に移動するスピードが速くなります。リビングで寝かしていたのに気づいたら台所に入ってきていた。気づかないうちに床に落ちているゴミを口に入れていたなど、この時期から多くなってきます。

 

誤飲対策

赤ちゃんから目を離さないようにして、危険なものは排除し、部屋を整理整頓!ですがそれでも起こってしまうのが誤飲です。「まさかこんなものまで!?」というものが赤ちゃんの口に入ってしまうのです。

我が家でも一大事になりかけたことがあります。それはプラスチックハンガー。

洗濯物を畳んでいる時に赤ちゃんがプラスチックハンガーで大喜びであそんでいました。角も丸くて大きな物だから口には入らないだろうと思ってそのままにしていた時、突然泣き声が!!

なんとハンガーのフック部分が口の中にすっぽり入ってしまい取り出せなくなってしまいました。

夫が飛んで駆けつけ、ゆっくり慎重に口から外すことが出来たので大きな怪我も無くすみましたが一時はどうなることかと…

プラスチックハンガーだったので問題なかったのですが、これが針金ハンガーだったと考えたらゾッとします。

それ以来ハンガーにも触らせないように赤ちゃんの手の届かないところで洗濯物はするようにしています。

その他にもよくある例としては下記のような物がよく誤飲されます。

・タバコの誤飲

0歳児が約7割を占めるほど多いので要注意です。

・ボタン電池

誤飲すると30分〜1時間ほどで消化間の壁に腫瘍を作ってしまうほど..

・きょうだいのオモチャ

スーパーボールやお人形など細々としたものが危険。

・先の尖ったもの

先にもありましたが、ハンガーなど長いもので、のどをつくこともありますので危険です。

対策

3歳児が口を開けたとき、最大で直径39mmほどになります。家に誤飲するものがないか「誤飲チェッカー」というアイテムで調べる方法もあります。またトイレットペーパーの芯や大人の人差し指で作ったOKサインの輪でも、同じぐらいのサイズなので目安にして誤飲するものがないか確認してみましょう。

 

 

空間を分ける(通せんぼ)

気がついたら赤ちゃんが台所に入ってきていた経験はありますよね。赤ちゃんの成長はとてもうれしい事ですが一方で危険なものがいっぱいの台所に入ってこられては安心して家事ができません。

また、誤飲しそうなものを片付けるのに全然終わらないことはありませんか?

そんなときは「通せんぼ」で部屋の空間をスパッと分けてしまうと便利です。

赤ちゃんは入ってくることもできません。誤飲しそうなものは全部台所へ(他の部屋へ)移してしまえば、赤ちゃんのいる空間はスッキリして安全です。

狭い空間には突っ張るタイプ

細めの通路には「 ベビーズゲート」突っ張るタイプで設置も簡単なのに頑丈です。

ロックもついているため赤ちゃんが開ける心配もありません。また片手で簡単にロックを解除することも出来る所が魅力的。

 

広い空間には置くタイプ

広い空間には「ちょっとおくだけとおせんぼ」突っ張るタイプではなく、置くだけで部屋に間仕切りが出来るので設置の手間がとても楽です。また横幅も180cmまで伸びるので大きな部屋でも十分間敷切るのに使えます。

両側にスタンドフレームがあるためどちらから力がかかっても倒れません。

 

コストパーフォーマンスの西松屋

階段や通路の多いご家庭には「西松屋のベビーフェンス」何より魅力的なコストパフォーマンス。一軒家のご家庭などは階段など対策しなければいけない箇所にサクッと設置出来るのはいいですね。

忘れがちな階段にもしっかりと設置しましょう。

 

 

コンセント対策

赤ちゃんにとって魅惑の穴。舐めた指を突っ込んでみたり、直接コンセントの穴をなめたりと、大半のママが経験することになると思います。大きな事故に発展させないように対策しておきたいところです。

コンセントカバーは大きく分けて2つあります。キャップタイプのものとカバータイプのもの。

 

・キャップタイプ

キャップタイプはコンセント一つ一つに対して穴を防ぐ形で使用します。

キャップタイプは様々なデザインが販売されていますがキャラ物など色が使われているものはかえって赤ちゃんの気を引いてしまうのでシンプルな白や透明色をおすすめします。

また、キャップタイプは安くでたくさん入っているのでとても経済的ですよね。

 

・カバータイプ

カバータイプはコンセント自体を覆うタイプになります。

コンセントプレート自体に取り付け無いといけないため少し手間はかかりますが、意外と簡単に設置することが出来ます。また簡単には開けられない構造になっているため安心です。

お値段はキャップタイプと比べると少し高いですが、何よりカバーを付けたままコンセントを使用できるのは魅力的です。

キャップタイプは外さないとコンセント使えないですからね。

 

引き出し対策

いつの頃からか親の動作をまねて簡単な引き出しも開けれるようになります。引き出しの中には赤ちゃんが誤飲してしまうような細かい物が沢山入っているご家庭もおおいのでは無いでしょうか?早めの対策をしておくことで知らないうちに扉を開けて誤飲してしまう可能性を排除しておきたいところ。

おすすめは多目的ストッパー。価格も安くて、引き出しに貼るだけで使えるのでとても便利。

多目的ストッパー

赤ちゃんでは外せないロック構造になっているため安心です。

ベルトがある程度自在に動くので設置ミスもありません。

 

・テレビ

テレビの周りは危険がいっぱい。コンセントやコード類はもちろん、ホコリなど溜まりやすい場所なので衛生的にも気をつけないといけません。

気がついたら赤ちゃんがテレビをガタガタ揺らしていた!なんてこともあります。(我が家でもありました・・)

テレビ台対策は100円均一で買ってきたフェンスを使って簡単にベビーガードを作ることが出来ます。

用意するものはほとんど100円均一で購入することができます。

テレビを囲うようにしてフェンスをつなげます。角は斜めに小さめのフェンスを継ぎ足すことで強度がますのでおすすめです。

またテレビ台に固定するのは先程「引き出し対策」で紹介した多目的ストッパーを使えば簡単にテレビ台に取り付けることができます。

我が家ではテレビ台の前にローテーブルを置くことでテレビに近づきすぎることがなくなります。

テレビを叩くこともなくなり、適度な距離をもって番組を見てくれるので安心です。

 

ドア対策

みなさんは赤ちゃんがドアの近くにいてヒヤッとしたことはありませんか?ドアを閉めようとした瞬間に赤ちゃんが指を隙間に入れて大怪我を経験したママもたくさんいます。

ドアストッパーを使うことでこのような心配を解消してくれます。

ドアストッパーは大きくわけて2つあります

・ドアストッパー(ドアが完全に閉まらないタイプ)

こちらのストッパーは「C」の形になっており、ドアに挟むようにして使用します。ドアが完全に閉まらなくなるのが特徴です。

・ドアの隙間をうめるストッパー

こちらのストッパーは蝶番で止まっている隙間に設置するタイプです。ドアが完全に閉まるので使い勝手もとても良いです。

 

1012ヶ月

赤ちゃんの特徴:つかまり立ちができる、伝いあるき、一人で歩く

よく起こる事故の紹介:誤飲、衝突、溺れる、転倒転落、はさむ

 

お風呂

家庭内事故の中で重症例の多くは浴槽で起こる事故です。事故の原因は「転落」が一番多く、「入浴中」「水遊び」が続きます。伝い歩きやつかまり立ちが出来るようになってくる1歳代が事故の発生が多く一層注意しなければいけません。

(ちなみに赤ちゃんは10cmの深さでも溺れるといわれております)

2歳以下の幼児の浴槽への転落を防ぐには浴槽の高さが50cm以上あれば予防できます。

ですが最近のお家はバリアフリーに伴い浴槽が低いご家庭も多いのではないでしょうか?

(浴槽の高さが高くても、バスチェアや洗面器を踏み台にして転落する場合もありますので要注意です。)

そんなときの対策はズバリ、シンプル。

  1. 入浴後はお湯を抜くこと。
  2. 蓋をすること。

この2つです。

 

クッション、コーナーガードの見直し時期

この頃になるとズリバイや、ハイハイを仕出した頃設置したコーナーガードやクッションが外れかかっていたりしませんか?また、タッチやアンヨがはじまると今まで以上の勢いで盛大にこけることになります。まだ慣れないうちは何もない所でコケて机やソファーに衝突することがありますのでもう一度クッションの設置状態を見直す機会です。

 

いかがでしょうか?赤ちゃんの事故は挙げれば挙げるほど出てきて切りがありませんが、よく起こる事故の対策は取ることができます。

上記に上げたのはよくある事故や怪我に対して対策例ですが、それぞれのご家庭で間取りや生活スタイルも大きくちがってきます。

それぞれのご家庭に合わせた対策を家族で考えて実行することをおすすめします。